AKITEN

REPORT AKITEN WORKSHOP 「tie」

2018825()成和ネクタイ研究所で開催したAKITEN WORKSHOPtie」。
当日の様子をレポートさせて頂きます。

・ワークショップ1
「好きな色を配色してオリジナルネクタイを作る」
ストライプやドットのネクタイ図案に色鉛筆で配色し、糸見本から糸を選んでオリジナルのネクタイ図案をデザインしました。

うっかり無くしてしまった思い出のネクタイを再現すべく記憶を頼りに色選び。


色の組み合わせに悩む時間も楽しさのひとつ。

お父さんにはどんなネクタイが似合うかな?

どの色も素敵で、目移りしちゃいます。

試行錯誤して選んだデザイン。完成が楽しみ。

 

・ワークショップ2
「ネクタイ生地を使ってオリジナルネクタイを作る」
型紙に合わせてネクタイ生地を切り貼りしたり、布専用の絵の具で絵を描いたりしながら、オリジナルネクタイを作りました。

まずはベースとなるネクタイ選びから。

イラストレーターのサポートを受けながらデザイン作成。

デザイン通りに仕上がるよう丁寧に生地を切っていきます。


上手にできたかな?

AKITEN事務局長のyamamoto haruca作:マトリョーシカのネクタイ

 

・ワークショップ3
「段ボール裂き織りを体験する」
段ボールにタコ糸を巻いて枠を作り、ネクタイの廃材を裂いた生地を織り込んでコースターを作りました。

まずは生地選びから。

タコ糸に沿って生地を編んでいきます。

どんなデザインにしよう?

素敵なコースターができあがりました。

 

■「織機の資料館見学」
成和ネクタイ研究所に併設する機資料館を見学。
江戸時代から昭和にかけて日本各地で使われていた蚕の卵から糸を作るための機械や、糸を織って生地にするための機械の使い方やネクタイの歴史について解説を聞きながら学習しました。

昔の織機は全部木製。現在ではなかなか見ることのできない貴重な資料です。

丁寧な説明に真剣なまなざし。一所懸命にメモを取ってくれていました。夏休みの自由研究になったかな?

 

告知にご協力いただいた皆様のお陰で当日は多くの方々に参加頂くことができました。
参加者の皆様をはじめ、開催に多大なるご協力を頂いた成和ネクタイ研究所の皆様、ありがとうございました。 

この日を境に中央線の窓から見える景色が変わって見えたら嬉しく思います。

撮影:鈴木竜馬