AKITEN

“Report” AKITEN WORKSHOP-ゲームをつくる-

平成27年7月26日(日) AKITEN WORKSHOP-ゲームをつくる- 場所 OK-3ビル4F 平成27年7月26日(日)、八王子駅前にあるバーの居抜きである空きテナント・OK-3ビル4Fを使って、「AKITEN WORKSHOP-ゲームをつくる-」を開催しました。 ワークショップの様子を事務局長・山本がレポートさせていただきます。

11760136_669840513150782_2714274355620869670_n  

開始早々、参加者には肩慣らしとしてAKITENが考えたゲームをプレイしてもらいました。 その名も「ダルマさんがディスコ」。 会場のOK-3ビルはバーの居抜きであった為、ミラーボールやカラフルなライトが設置されたままでした。 このライトや場所を利用し、小さな頃に遊んだゲーム”ダルマさんが転んだ”を応用してつくったゲームが「ダルマさんがディスコ」です。 ダルマさんが振り向いた時、子は音楽に合わせて踊らないといけないという過酷なゲーム! 突然始まったゲームに皆さん戸惑いを隠せない様子でしたが、最後にはノリノリ(?)でプレイしていました。  

IMG_1196 IMG_1181 IMG_1169 IMG_1165  

場も和んだところでゲーム終了。 3チームに分かれ、今回のワークショップの本題でもあるOK-3ビル4Fでしかできないゲームをつくる作業開始です。 各チームにAKITENメンバーがリーダーとして入り、テナント中を見回ったり、方眼紙にアイデアを書き込んだり、グループごとにゲームを考えます。 子供たちから積極的な意見が出て、それを大人が汲み取ってゲームにまとめていくチームもありました。

  IMG_1230 IMG_1231  

出来上がった3チームのゲームは以下の通りです。 松葉チーム 「キズさがしゲーム」・・・スクリーンに映し出された全部で30種類のテナントのキズや特徴を探し出し、特点を稼いでいくチーム対抗戦ゲーム。キズについている点数は難易度によって差があり、時にマイナス点になることも。AKITENメンバーの顔もキズの仲間に入っていて、予測不能な点数配分! 和田チーム 「あみだくじゲーム」・・・テナントにある網やライトに張り巡らされたカラーテープの先には、お菓子のほか「うさぎ」「ねこ」など書かれた動物カードや、「ケツバット」カードが括り付けられていて、集めた先を”せーの”で全員一本ずつ引く。動物カードを引いた人にはその動物のお面を自身で作り、ダンスミュージックにのって踊ってもらう。ケツバットを引いた人は、ピコピコハンマーで子供達にお尻を叩かれる。 鈴木チーム(ひらめきチーム) 「若松カントリークラブ ゴルフゲーム」・・・2チームに分かれて陣地に椅子・机や持ち物などを利用して障害物コースを作りあげ、相手のカップ目がけてショットするゲーム。クラブがピコピコハンマーだったり、ガムテープのバンカーがあったり、プロジェクターのコードが有刺鉄線のような障害物になっている。   各チーム個性的なゲームが出来上がりました。 実施してみると、かなり白熱した場面あり、閃きあり、笑いあり。

  IMG_1271 IMG_1293 IMG_1310 IMG_1314 IMG_1319 IMG_1342 IMG_1347  

これまでAKITENではアートイベント、トークイベント、マーケット、ワークショップ会場として空きテナントを活用してきましたが、今回空きテナントの特性を活かしてゲームを作って実施することにより、空きテナントはさらに多くの可能性を秘めている場所なのだと再確認することができました。 AKITENの実施するワークショップの中では少し変わった趣向のワークショップでしたが、携帯ゲーム等が普及し独りで遊ぶことの方が多くなっている今、大人も子供も一緒になって考えて遊ぶ良い機会をつくれたのではないかと思います。子供にとっては少し新鮮で、大人にとっては子供の頃に友達と空き地に集まって「今日は何のゲームする?」と、ゲームを試行錯誤し考え遊んでいた頃のドキドキわくわくした懐かしい気持ちが蘇ってきた時間でした。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。  

撮影/鈴木竜馬