AKITEN

“Report”AKITENワークショップ 日常生活の中の創造性

平成27年1月31日(土)
AKITENワークショップ 日常生活の中の創造性~新しい料理と物語を作るワークショップ~
ゲスト 会田大也さん(ミュージアムエデュケーター/東京大学GCL育成プログラム特任助教)
場所  八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)


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平成27年1月31日(土)、八王子市生涯学習センターにてミュージアムエデュケーター・東京大学GCL育成プログラム特任助教の会田大也さんをお招きし、参加者が各自食材となる野菜を持ち寄り、グループを組んで調理を行う”AKITEN WORK SHOP”を開催しました。

 

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会田大也さんは山口情報芸術センター(YCAM)にて、オリジナルワークショップの開発や、教育普及プログラムのプロデュースを長年行ってきた教育系ワークショップのスペシャリストです。
どんな料理を作るかは当日まで秘密。当日与えられたルールを守りながら、創意工夫を重ねて新しい料理を作っていく過程で、日常生活の中にも存在する創造性について考える機会をつくりました。
新しい料理を作るにあたっては、その料理が作られたエピソードや由来など、その料理にまつわる物語も考えてもらいました。
まずイントロダクションとして講師の会田大也さんから”制約のあるアート”についてのお話を伺いました。その後、参加者は調理方法が記されたカードを引き、そのカードに従って持参した食材の調理方法を指定されます。4つのグループに分かれ、それぞれが持参した食材を組み合わせてスープ作りを開始。食材と調理方法が決まっているという制約の中で、手順や調味料の使い方などをスープが美味しくなるように各グループが工夫して調理をしました。

 

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調理後は各グループが捜索した物語を発表し、全員で試食をしました。今までにない料理の発想と調理プロセス、味を経験した参加者のみなさんからは「身近にある創造性への可能性が感じられた」、「制約をつくった事により新しい発想が生まれた」といった感想をいただきました。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。